あとから思い返すと、「あのときこうしておけばよかった」と感じる場面って、誰にでもあるのかもしれません。
大切な人が入院していたときに、
「今は忙しいから、また今度」と先延ばしにしてしまったこと。
言葉にしようと思っていたのに、タイミングを逃してしまったこと。
「きっと大丈夫」と自分に言い聞かせて、目を背けてしまったこと。
どれも、そのときは"普通"の日常だったのに、
あとになって「大切な時間だった」と気づくことってあるんですよね。
だからこそ、今あらためて考えてみたいなと思いました。
「家族との大切な時間を、後悔しないように過ごすには、何ができるんだろう?」と。
・忙しくても、少しだけ話を聞くこと
・伝えたかった言葉を、思い切って届けること
・写真や手紙など、形に残すこと
ほんの少しのことで、未来の自分を救えるかもしれない。
このお題が、そんな「ちょっと立ち止まって考えるきっかけ」になれたらうれしいです。
私は結局、父が見たいと言っていた私のセーラー服姿を見せれたのは、静かに眠る父のお葬式のときでした。